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2025.8.1

猛暑に勝つ!2つの免疫を整える

ここ数年はほぼ毎年のように平年より暑い夏となっていますが、2025年もすでに35℃を超える猛暑日が続いています。

だるさや胃腸の不調など「夏バテ」になりやすい季節です。実は不調の背景には、免疫力の低下が隠されていることがあります。

冬は寒さに耐えるため栄養を体内にため込み免疫力が高くなり、夏がそれまでためていたエネルギーを外へ発散させるため体内機能も低下しやすい状態に。加えて高温多湿な環境や冷房による寒暖差、寝苦しさによる睡眠不足、冷たいものの食べすぎによる胃腸の負担、これらはすべて自律神経の乱れを引き起こし、免疫機能に影響を与える原因になります。

人の身体には、「外敵」から守るための免疫システムが備わっています。なかでも重要なのが2つの免疫です。

全身免疫を効果的に働かせるためには、バランスの取れた食事、適度な運動、質のよい睡眠が重要といわれています。

1.バランスのとれた食事

栄養素のバランスを整えるには、主食・主菜・副菜のそろった、いわゆる「一汁三菜」という日本の伝統的家庭料理スタイルがオススメです。腸内環境を整えることも重要なので発酵食品や食物繊維を摂るようにしましょう。

2.適度な運動

ウォーキングなどの適度な運動は、血流やリンパの流れを改善し、体温や免疫細胞の機能を高めたりといいことづくめです。

3.質のよい睡眠

同じ時間に寝起きし、体内時計を整えることが大切です。毎日6〜8時間の睡眠を確保しましょう。

免疫力と自律神経は密接に関連しています。自律神経とは、心拍数や消化、体温調節など、多くの体内プロセスをコントロールしている生命維持に欠かせない機能です。交感神経と副交感神経からなり、2つの神経がバランスをとりながら身体の働きを調整しています。

ストレスや生活習慣の乱れは自律神経のバランスを崩し、免疫力低下を招くため、ストレスを溜めない工夫や、自律神経を整える生活習慣を心掛けることが大切です。

現代人の多くは、忙しさや長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用などによってストレスを抱えているといわれています。副交感神経の働きを高め、リラックスした時間を作ることが大切です。

また、免疫や自律神経を整えるためには栄養も欠かせません。粘膜のバリアを高めるためにはプロポリスがオススメです。神経の働きをサポートするビタミンB群、抗ストレスホルモンの生成を助けるビタミンCや神経の興奮を抑えてリラックスを促す働きが期待できるGABA(ギャバ)なども積極的に摂りましょう。近年ではストレスによる交感神経の高ぶりを抑えて、副交感神経の働きをサポートするキノコ由来の機能性成分の研究が進められ、注目されています。

猛暑で身体が弱りやすいこの季節、免疫システムはとても繊細です。日々の生活を見直し、健やかに過ごせるようにしましょう。