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新着情報

2025.10.1

乳がんと女性の健康を守るために

10月はピンクリボン月間

ピンクリボン(Pink ribbon)とは、乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の早期受診を推進すること、などを目的として行われる世界規模の啓発運動です。乳がんは女性がかかるがんの中で最も多く、20歳代から少しずつ増えはじめ、40歳代以降でピークを迎えます。家庭でも職場でも頼りにされる年代に多い病気だからこそ、正しい知識と早期発見が大切です。乳がんは 早期に発見し、適切な治療を受ければ約9割が治る病気 といわれています。定期的な検診やセルフチェックを欠かさず、自分のからだに耳を傾けましょう。

女性ホルモンの減少

女性は、更年期や閉経を迎える年齢に差しかかると、エストロゲン(女性ホルモン)が減少し、血管保護作用が弱くなり、生活習慣病のリスクが高まるといわれています。またエストロゲンには脳の血流を促進する働きもあるため、エストロゲンの減少は脳への血流を悪化させ、認知機能の低下につながる可能性があります。

 

持続可能な認知症予防習慣

認知症は加齢とともに増える症状ですが、発症や進行には「生活習慣」が深く関わっています。つまり、更年期からの過ごし方が、その後の脳の健康に直結するといわれています。認知症の対策について参考にしたいのが、世界的な医学誌ランセットです。2020年に発表された12のリスク要因は2024年の改訂版で、さらに高LDLコレステロールと視力低下が追加され14のリスク要因となっています。人生のステージごとに懸念されるリスクをなくすことで、認知症の発症を45%ほど抑える可能性があるとされています。生活習慣病を改善することもそのひとつです。

脳がよろこぶ栄養素

認知症予防や脳の活性化に役立つ栄養素を日々の食事に取り入れることで、血管も脳も元気に保ちやすくなります。食事で摂ることが難しい栄養素はサプリメントを上手に利用しましょう。