残暑のような暑い日があったかと思えば、秋を通り越して急に冬の寒さが到来したりと目まぐるしい気候に困惑しますね。今年の冬はというと、平年より気温が低くなる見込みだそうです。
肌の乾燥は、気温と湿度の低下によって引き起こされます。
冬は、肌の新陳代謝が低下することから、ハリがない、キメが乱れる、透明感がないといった肌状態になりがちです。冬の肌の新陳代謝が落ちる最大の原因が、末梢血流の低下です。夏は体を冷やすために、皮膚表面の血流を増やし、汗をかいて熱を放出しようとします。しかし、冬は気温の低下と共に体温も下がらないようにエネルギーを燃やし、体温を維持しようとします。さらに皮膚の表面や手足の末端部分は、体温を奪われないように、血流を調節します。その結果、肌細胞の新陳代謝が低下するのです。新陳代謝が低下すると、ターンオーバーのリズムが乱れ肌のバリア機能を生み出す角層に影響を及ぼします。セラミドや※NMFが減り、肌から水分が逃げやすくなるため、ますます肌のバリア機能は低下して、危機的状態になってしまうのです。
また、肌を取り巻く環境で、最も注意を要するのが湿度の低下。つまり、「乾燥」です。1年の中で特に湿度が低いのは、12月から2月にかけてになります。この時期は、保湿の完全装備が必要です。
※NMFとは、肌に必要不可欠な肌自らが作り出す天然の保湿成分のことです。
気温も湿度も低下するそんな季節こそ、スキンケアを見直してみましょう。
メイクアップには、美しく彩ったり、華やかに装う効果の他、気分を高揚させたり、リラックスさせるなどの心理的効果があることが知られています。メイクには2種類あり、「身だしなみ・マナー」として行っている人が多いですが、「他人にキレイにみられたい」「自分に自信を持ちたい」などの理由も多くあります。
化粧は単なる外見の変化だけでなく、内面にも大きな影響を与える力があります。自分に自信を持ち、気分を高めるために、ぜひ日々のメイクを楽しんでくださいね♪