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2021.6.25

梅雨の時期、部屋干しがくさい!?

知っておきたい、部屋干しのコツをご紹介します。

梅雨の時期は、外に洗濯物が干せず、室内に…という方も多いのではないでしょうか。

ブラブラとぶら下がるのはもちろん、なんと言ってもあのニオイが不快ですよね。部屋干しの洗濯物は臭くならないようにするにはどうすればいいのでしょうか?

部屋干しのニオイは、原因菌であるモラクセラ菌の産生物です。洗濯で落としきれなかったたんぱく質や皮脂などを食べてぞうきんのようなニオイ物質を排出するのです。梅雨時や室内のように湿度が高い時・場所では、洗濯物の乾燥に時間がかかるため酸化や繁殖が進み、ニオイを発してしまうのです。

□ ランドリーボックスを使わず、汚れた服を洗濯機の中に入れている

□ 洗濯にお風呂の残り湯を使っている

□ 洗濯機の容量以上の分量の洗濯物を一度に洗っている

□ 洗濯ごすぐには干さず、洗濯機に入れっぱなしにしている

□ 部屋干しの時、洗濯物をギューギューに詰めて干している

□ 雨に濡れて取り込んだ洗濯物をそのまま部屋干ししている

□ 部屋干しする時、換気をしていない

□ 洗濯機を使っていない時、蓋を閉めっぱなしにしている

 

いくつチェックがつきましたでしょうか?

これらは、汚れの酸化や雑菌の繁殖を促し、ニオイの原因を作る行為です。

●汚れた服は、通気性のよいランドリーボックスに入れる👉湿気のある洗濯物の中に入れると雑菌が繁殖し、ニオイを発します。

●洗濯物をためずに毎日洗う👉付いた汚れは時間が経つと繊維の奥に染み込んでいってどんどん落ちにくくなってしまいます。すぐに洗濯するようにしましょう。さらに洗剤と一緒に、酸素系漂白剤を入れると除菌・消臭効果があります。

●洗濯物の容量を守る👉定められた量以上の洗濯物を詰め込んで洗うと、汚れがきちんと落ちずニオイの原因になります。

●洗濯機をキレイにする👉洗濯機を数ヶ月に一度は除菌・消臭効果のある酸素系漂白剤で洗うなどしてカビや雑菌が繁殖するのを防ぎましょう。

●洗濯が終わったらすぐに干す👉洗濯物の中は湿度が高く、温度も高めになっていて雑菌が繁殖するのに最適な条件になっています。すぐに取り出しましょう。

●洗濯物は重ならないように干す👉洗濯物は早く乾かすことが重要です。洗濯物同士がくっつかないように、できるだけ広いスペースに干しましょう。

●部屋干しする時はしっかり換気をする👉換気扇を回したり、扇風機で風を送ったりして空気の流れを作るのが早く乾かすポイントです。エアコンと扇風機の併用も効果的ですよ。

干してから9割くらい乾いたら、アイロンをかけて乾かしましょう。ドライの高温でかければ雑菌を殺菌することができます。乾きにくいバスタオル類には特にオススメですよ。

いずれも、ちょっとした心がけでできる対策です。部屋干しの臭さは、「ニオイ」だけの問題だけでなく、「臭う=雑菌がいっぱい」ということなので対策せずにはいられなくなりますよね。ぜひ参考にしてください。