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2021.4.1

目の健康について

コロナ禍の影響でテレワークや外出自粛でPCやスマートフォンの利用時間が増えていませんか?

長引く自粛生活により至近距離でスマホやタブレット、PCを見る時間が増えたという方も多のではないでしょうか。「近くを見る」ために設定されていないわたしたちの目は、筋肉がこり固まり、ピント調節がうまくできなくなり目に負担を与えます。また画面を見続けるとまばたきの回数が減り、ドライアイを引き起こす原因になります。

さらに、スマホやタブレット、PCなどのデジタル機器はブルーライトという強い光のエネルギーを発しています。瞳孔を縮めるため負担が増え、目の疲れや首・肩のコリなどに影響するといわれています。

目の疲れを予防・解消する対処法の基本は、目をちょくちょく休ませること。例えば仕事中、自宅で休憩しているときなど、ちょっとした時間に数十秒ほど目を閉じる、窓の外を見る、目の周辺をマッサージする、温めたタオルを目の上にのせるなど目を休ませることが大切です。そこで20-20-20ルールをオススメします。

20分おきに20フィート(約6メートル)離れたところを20秒間見つめながら、20回連続でまばたきをするという方法です。定期的に遠くを見る習慣をつけることで目を休ませることができます。

わたしたちの脳は、情報の約90%を視覚からとり入れているので「目の酷使」は「脳の酷使」につながります。そして脳の酷使がつづくと、脳が慢性的な炎症を起こし、認知症や脳の疾患が懸念されます。

目を休ませることで膨大な量の視覚からの情報がシャットアウトされ脳を休ませることになります。目を閉じるだけでも効果的といわれています。質のよい睡眠をこころがけましょう。

寝る間のスマホは体内リズムの乱れを引き起こしてしまうことにもつながり、質のよい睡眠の妨げになります。寝るときは部屋を暗くしてゆっくり休みましょう。

生活習慣の改善(食事・運動・睡眠)は、自律神経のバランスを整え、過剰な免疫反応・炎症が起きないようにするためにとても重要です。食事ではとりきれない栄養素はサプリメントなどを上手に利用しましょう。

次回は「関節の健康のために」をお届けします。