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2021.3.1

炎症を抑え、アレルギーを防ごう

花粉症の人にとっては悩ましい時期となりました。本格的な花粉シーズンの到来です。

新型コロナウイルスを意識した対応が必要になります。例えば、花粉症の症状で目がかゆいと目をこすったり、鼻水が出ると鼻をかんだりすることで、手にウイルスが付着していれば新型コロナウイルスに自分が感染するリスクがあります。もし、花粉症の人が新型コロナウイルスに感染してくしゃみをした場合、周りの人に飛沫を飛ばす可能性もあります。

スギ花粉は2月上旬から飛散し、3月にピークを迎えます。スギ花粉の飛散が一段落しても、その後ヒノキ花粉が飛ぶようになります。

幸いなことに、例年比でいえば花粉の量は並〜少ない傾向ですが、昨シーズンが少なかったため、昨シーズンの比較だと多くなる地域が多いと予測されています。

花粉症の症状を緩和させるために何より大切なのは、花粉を体内に入れないことです。

◉マスクや花粉症用のメガネをかける

◉手洗い、うがいなどによって花粉を落とす

◉部屋に花粉を入れないようにこまめに部屋の掃除をする

◉花粉が飛ぶ日を把握し、飛散しやすい日の外出を避ける

◉抗アレルギー成分が入っているサプリメントを摂る

不快な症状を軽減しつつ、根本的な解決のために体質を改善していきましょう。

花粉症をはじめとするアレルギーは炎症疾患です。過剰な炎症はアレルギー以外にも多くの疾患・不調と深く関わっていますので、炎症体質を改善すれば、その予防・改善につながります。

そのため生活習慣の改善として大切になるのが食事・運動・睡眠です。

過剰な炎症を抑えるという意味では、腸をいい状態に保つことも重要です。免疫機能の70%は腸に集中しているため、腸の環境を整えることが免疫や炎症をコントロールしていくことにつながります。

さらに、ビタミンDには、過剰な炎症を抑える働きや腸などの粘膜を再生し、細胞間の結合を強める働きも確認されています。慢性炎症の主要な原因と言われる「腸もれ」に対する働きも期待できそうですね。

 

そして、自律神経のバランスを崩さないようにリラックスすることを忘れてはいけません。心身ともにリラックスするためにオススメしたいのが「笑う」ことです。「笑い」は免疫力を上げるとも言われています。自分の好きなことをしたり、好きなものを見たりして積極的に自分を楽しませてあげましょう。